兵庫県姫路市刀出栄立町

2021年07月05


兵庫エリアの滝に戻る

Road Map :県道411号線の刀出地区から刀出栄立町の太陽光発電場に向かう。
Route Map:太陽光発電場の前に登山者用無料駐車場がある。
兵庫エリアの滝』  梅雨の真っ最中なのに滝かどうかも判らない程に水量が少なかった。
  今日は姫路市夢前町の ”やまさ蒲鉾”へ蓮の花を見に行く予定であるが、
蓮の花を見るだけなら30分もあれば済んでしまうので、兼ねてから気になっていた書写山の滝を組み合わせることにした。
  書写山には2011年01月10日に ”刀出坂コース”から登り ”六角坂コース”で下山しているが、その時に沢は確認していたが、滝の存在にはまったく気付いていなかった。 今回はその ”刀出坂コース”にあると言う六つの滝を散策してみる。
刀出坂登山道の滝群
  梅雨時の水量を期待して来たのであるが、逆に水量が少な過ぎて ”清流の滝”以外は滝として認められない状態であった。 次回は大雨の後を狙ってリベンジしたい。
姫路やまさ蒲鉾の蓮の花苑
  春には芝桜の花見でお世話になった ”やまさ蒲鉾”の蓮園に花見に行く。
清流の滝 (落差20m)
せいりゅうのたき
   書写山
刀出坂の滝群
元々は圓教寺への参道であったろう、刀出坂登山道を歩く。
広大な無料駐車場には先行車が1台だけ来ていたが、
ハイカーかどうかは判らなかった。
広大な太陽光発電施設が出来た助成なのか判らないが、
10年前には無かった無料の駐車場が整備されていた。
ゲートから50m程の所で、沢沿いの登山道に入る為に左の荒れた道に入る。
太陽光発電施設を廻り込むと、鹿避けゲートが出て来るが、
開け閉めが簡単な小さな登山者用扉が設けられていた。
直ぐに沢に出くわすが、沢水が少ない!
増水を期待して梅雨の真っ最中に来たのに沢水の少なさにはがっかりである。
荒れた道だったので不安であったが、この道標で一安心出来た。
大きな砂防堰堤の右岸側を巻いて行く。
この沢水の量では滝見は期待出来ないだろう。
左岸を少し歩き、右岸に渡渉する。 沢水が少なく渡渉には問題が無かった。
集水域の狭い書写山の沢水は、普段から少ない様である。
砂防堰堤を越えて直ぐの所に滝らしき物があったが、水量が少な過ぎて
滝には見えなかった。 これが ”一の滝”なのかは確証が無い。
沢から登山道に戻ると左岸側の近畿自然歩道との合流点に着いた。
沢登りをして行くと、前方に手作りの吊橋の様な物が見えて来た。
この沢には六つの滝があるらしいが、滝と呼べるものが出て来ない。
下流側から見ると手作り吊橋に見えた物は渡渉用の手摺りであった。
今日の水量では手摺りの用が無いが、豪雨後の渡渉には手摺りが必要なのだろうか。
初めて滝名の表示板があった。 ”おっ!とっと兵庫”さんのHPによると ”清流の滝”が ”五の滝”に相当する滝の様であるが、”清流の滝”以外の一から六の滝は個人が適当に付けた滝名の様である。 いつしかそれが正式名になるのだろう。
落差20mの渓流瀑である ”清流の滝” 滝水が少ないが、
他の滝とちがい滝らしい風格があった。 ”清流の滝の動画
水量がたっぷりとある ”清流の滝”を見てみたいものだ。
登山道から ”清流の滝”を見下ろす。
滝口から ”清流の滝”を見下ろす。
左側の林の奥には滝らしきものが見えていた。
”六の滝”を求めて上流側進んで行くと、右岸への渡渉地点に出た。
沢水が少なく、渡渉には何の問題も無かった。
滝見道の奥には貧相な滝があった。 これが ”六の滝”なのだろうか?
上の滝は落差2m程で実物は写真で見るより貧相な滝でした。
圓経時まで1kmの道標から50m程進んだ地点で沢は二股になり、
沢水もほとんど無くなってしまったので、ここで引返すことにした。
”六の滝”が本当に ”六の滝”であれば滝見は終了であるが、
念のために、もう少し上流へ歩いてみる。 圓経時まで1kmの道標が
出て来たので刀出坂登山道の約中間地点だと判った。で日
登り時は沢を歩いて見た滝を登山道から見下ろす。
下山に入る。
書写山参道、刀出坂登山道は良く整備された歩き易い道だった。
駐車場に戻ると先行車は居なくなっていた。 登山道でトレランの方と
すれ違ったがその人のくるまだったのかも知れない。
登山口に戻って来ると、建設当時から知っている姫路太陽公園の ”白鳥城”が
目の前に見えた。 入園料は1,500円と高いが、死ぬまでに行っておきたい。